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消費者の苦情 携帯電話が3年連続トップ

国家工商行政管理総局によると、2004年に全国の工商行政管理部門が消費者から受け付けた苦情件数は77万4529件(前年比2.67%増)に上った。うち調停が成功した件数は69万9874件(同5.2%増)で、消費者が取り戻した経済的損失は6億9172万6500元(同7.42%増)に達した。

苦情件数や関心度を分野別にみると、携帯電話端末、衣料品、食品、農業用資材、分譲住宅、自動車、通信サービス、コミュニティサービス、観光、インターネットサービス――の10項目に集中している。中でも、携帯電話端末など通信器材に関する苦情は9万9222件で、前年より25.65%増加した。

調査対象となった8分類60品目のうち、携帯電話端末に関する苦情は3年連続でトップ。主なクレームには、通話音声が不明瞭▽回線が切れる▽勝手に電源が切れる▽キーが操作不能になる▽液晶画面が表示されない▽折りたたみのフタの部分が外れた――などがあった。

前年に比べ、04年の苦情には4つの特徴がみられる。

(1)苦情の増加が減速し、増加率は前年に比べ4.36ポイント低下した。

(2)サービスに関する苦情の割合が引き続き上昇した。

(3)外国人消費者の苦情件数が増えはじめた。

(4)食品に関する苦情が減少に転じた。

「人民網日本語版」2005年3月15日

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