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中高生の「ネット中毒」、14.8%にも

青少年の間で問題化している「ネット中毒」について、第10期全国人民代表大会(全人代)の李葵南代表はこのほど、「中国民主同盟北京市委員会のサンプリング調査によると、中高生の『ネット中毒者』の割合が14.8%に達した。青少年の『ネット中毒』を治すべきだ」と指摘した。

調査によると、中国の未成年のうち、インターネットのオンラインゲームを毎日のように利用する割合が26%に達する。一度オンラインゲームを始めると2時間以上遊ぶという割合も26%。2.7%は一度始めると7時間以上遊ぶとした。チャットの利用時間が週10時間を超える未成年の割合は45.7%に達する。

李代表は、対策の第一歩として、インターネット管理をめぐる法体系や監督体制の整備を挙げ、法制度や行政による監督、業界の自主的な取り組み、技術的サーポートを中心とする管理システムを構築し、インターネットの情報伝達を規範化する必要があると指摘。また、ポルノや暴力的内容を含む有害情報の範囲、有害コンテンツの編集者・配布者に対する罰則を明確に規定し、未成年者向け情報の監督のために特別な条項を設るべきだとした。また、国によるインターネット管理専門機関の設立を提案。ウェブサイトからネットカフェまでの各段階を対象に日常的な管理・監督を担当するとともに、輸入ゲーム製品への審査制度を強化し、ゲームソフトの推奨年齢制度を積極的に推進するべきだとした。さらに、未成年者に適したゲームについては、担当部門が積極的な推薦活動を展開し、未成年者向けのデジタル娯楽を随時指導するよう提案している。

「人民網日本語版」2005年3月15日

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