北村隆則・駐香港日本総領事は15日、澳門(マカオ)特別行政区のパスポートの所有者を対象に、25日から渡航時の観光ビザを免除するという日本政府の決定を発表した。ノービザで最長90日間の滞在が認められる。就労ビザなど観光ビザ以外のビザについては、従来通り申請が必要だ。「澳門日報」が伝えた。
北村総領事は次のように説明した。
日本と澳門の長期的な関係は友好で、毎年多数の澳門の住民が日本へ観光に訪れている。澳門から日本への旅行者数は、2003年は7858人で、2004年は1万3053人に達した。観光ビザ免除により、日本に旅行する澳門の住民が大幅に増えることを願う。
日本と澳門の直行便については、日本の航空会社が運航の意向を示しているが、現在まだ協議中だ。
「人民網日本語版」2005年3月16日