アメリカのイラク戦争発動二周年に当たる19日に、一部のヨーロッパ諸国で反戦集会とデモ行進が行われた。
イギリスの首都ロンドンとグラスゴでは、数万人が参加したデモ活動が行われ、参加者はブレア政権がイラクへ部隊を派遣したことに抗議した上、イラクから直ちにイギリス軍を撤退させるよう求めた。
また、イタリアの首都ローマでは、数十万人が参加した大規模な平和反戦集会とデモ行進が行われ、イラクから軍隊を撤退させるよう政府に呼び掛けた。
さらに、ポーランドでも、数百人が首都ワルシャワで集会を開き、イラクから撤兵するようアメリカとポーランド政府に要求した。
このほか、スウェーデンのストックホルム、ノルウェーの首都オスロ、デンマークの首都コペンハーゲン及びその他のいくつかのヨーロッパ都市でも、当日反戦デモが行われた。
「CRI」より2005/03/21