中国の曾培炎副総理は20日、北京で開かれたあるシンポジウムで、環境保護における国際協力をより一層強化していきたいと表明した。
曾培炎副総理はその際、「中国は環境保護に関する国際協力に積極的に参加し、環境問題で関係国や国際機構との対話を増やし、この分野での技術交流を推し進めることによって、ほかの国や国際機構と共に生態環境と自然災害のチャレンジに対処していきたい」と表明した。
曾培炎副総理はさらに、中国はすでに「京都議定書」に調印しており、ほかの国と共に人類の生存環境を守り、持続可能な発展を実現するために努力していきたいと述べた。
このほか、曾培炎副総理はまた、中国はこれから、エネルギー消費の低減と環境汚染の抑制を重視する新型工業化の道を歩み、循環型経済を大きく発展させ、節約型社会を全面的に建設していくと話している。
「CRI」より2005年3月21日