今日22日は、「世界水の日」である。中国の関係部門はこれにあわせて、北京で座談会を開き、水利部のテキ浩輝副部長は「中国は今後、国民の飲用水の安全確保に対する投入を拡大していく」と述べた。
水利部のテキ浩輝副部長はさらに、「中国は水資源が不足している国であり、一部の地域では飲用水不足という困難が存在している。中国政府はこれまで、5年で180億元を拠出して農村で各種飲用水プロジェクトを実施し、6000万もの農村人口の飲用水問題を解決した。しかし、中国では、飲用水の安全問題が依然として深刻なもので、なお3億余りの人々が飲用水の安全を保障されていない」と述べた。
今後、中国は飲用水安全確保プロジェクトへの投入を拡大し、飲用水水源保護制度を確立し、観測システムを完備させ、2020年までに都市部と農村部のすべての住民に安全な飲用水を提供できるよう努力していくとしている。
「CRI」より2005年3月22日