中国水利部が22日に明らかにしたところによると、数年の努力を経て、中国では土壌保全分野における生態系整備が著しい成果を上げているという。
土壌保全分野における生態整備とは山を封じ、放牧を禁じるなどの措置を講じて、一定の区域に対する厳格な管理を行い、人的な破壊を防止し、区域内の生態系を回復させることである。
初歩的な統計によると、現在、中国の950の県でこの措置が実施され、その面積は60万平方キロにわたっている。各地の状況から見れば、3年以上この措置が続いているところでは、土壌流失面積は減少し、生態環境が著しく改善され、生態環境保全と農業、牧畜業の発展という良好な相互促進が実現した。
「CRI」より2005年3月23日