韓国、中国、朝鮮、フィリッピン、オランダ、日本などさまざまな民族の子孫にあたる人たちが2月28日、アメリカのロサンゼルスで「世界百万人サイン」キャンペーンを発起し、世界じゅうの人たちにサインというやり方で正義を推し広め、国連が日本の安全保障理事国入りの要求を拒否するよう呼びかけた。
この「世界百万人サイン」キャンペーンは第二次世界大戦史実保全会、韓国人民第二次世界大戦暴行記念連合戦線、現在歴史正義組織などの社会団体や民間組織の中国系、韓国系、日系理事たち及びアジアの「慰安婦」たちのためにアメリカで訴訟を起こしているアメリカ人弁護士たちによって催され、その旨は「歴史の真相を世界に披露し、戦争被害者の霊が安らかに眠れるよう歴史の悲劇の再演を防ぎ、日本の安保理常任理事国入りに反対する」ものである。
これらの社会団体や民間組織はインターネットやスーパーマーケットなどの公衆の集まる場所でその場でサインをしてもらうなどのやり方で、今から今年の夏にかけて100万人のサインを集め、下半期に国連のアナン事務総長に手渡すことになっている。日系の山中誉史理事は、「他の日本人がどう考えていようと、日本政府が戦時中に犯した暴行は変えることのできない歴史である。この訴えはいとも簡単なもので、ドイツ政府がユダヤ人に謝罪したように、日本政府に、虐殺され傷つけられたアジア諸国に公式に謝罪することを要求するものである。でなければ、日本の安保理入りは、アジア諸国の人々の感情を傷つけることとなり、必ずそれを阻止しなければならない」と語った。
3月20日までの統計では40万1556人のサインが集められた。サインのサイトは下記のとおり。
http://www.historicaljustice.org、global-alliance.net(英文)、sign.sjwar.org(中文)、china918.net/qm(中文)、alpha-la.org/petition.asp(英文)、historicaljustice.org/HJN/db/list.php(英文とハングル)
「チャイナネット」2005/03/24