武漢市教育局はこのほど、「三好学生(優等生)」の基準を更新し、環境保護意識、さまざまな情報の収集と処理の学習、進んで学習と生活の状況の親と交流し合うなどを、新しい基準に組み入れ、今年の春から一部の学校で実施することを明らかにした。これまでの徳育、知育、体育の三方面における基準はこの新しい「三好」基準に取って代わられることになった。
新しい基準は社会、学校、家庭の三方面から考慮したもので、「よい公民、よい学生、よい子女」を一級評価基準とし、その下にはさらに二級基準が制定されている。「よい公民」には愛国心、社会的責任意識、公衆道徳、社会実践という4項目の二級基準が含まれる。「よい学生」の下には、学習習慣、チームワーク、行為規範、心身ともに健康であることが含まれ、職業学校の生徒に対しては職業資質も含まれる。「よい子女」には親孝行・先輩を尊敬すること、自立精神が含まれる。自立精神とは、自分のことは自分ですること、学習と休けい、放課後には時間通り家に帰ること、お金のムダ使いや、他の人と比べ合わないことを意味する。
この10項目の二級基準はそれぞれが10点で、満点は100点。80~84点は合格、85~90点は良、90点以上は優で、79点以下は不合格となっている。
「チャイナネット」2005/03/28