このほど、ウェッブページへの攻撃、スバムメールを主とするインターネットセキュリティー関連案件数が大幅に上昇している。国家コンピューター応急技術処理・協調センターは国内におけるインターネットセキュリティー案件についての報告を受理する重要な機構として、2004年にインターネットセキュリティー案件についての報告受理数は64686件となり、2003年の5倍にも達した。
先般、広西自治区桂林市で開催された「2005年中国インターネットセキュリティー応急技術年次大会」で、国家コンピューター応急技術処理・協調センターの責任者は「同センターが受理したインターネットセキュリティーについての報告の中で、ウェッブページへの攻撃件数は総数の45.9%を占め、その他はスバムメール、ワーム、アドレスを偽ったもの、『トロイの木馬』など。関連データによると、攻撃するハッカーに狙われる最多ウェッブサイトは政府機関のサイトであるので、そのセキュリティーを強化しなければならない」と語っている。
関係筋によると、当面、中国は急速かつ高効率のインターネットセキュリティー応急処理システムを構築に取り組んでおり、インターネットセキュリティー案件の大部分は五日間に解決することができるので、ユーザーにもたらす損失を最低限度に引き下げることができるようになっている。それと同時に、国際慣例に基づいて、ユーザーたちに司法的な参考を提供しているため、事件解決のプロセスに必要とされる証拠を保存できるようになった。
「チャイナネット」 2005/03/29