2004年度の全国土地用途変更調査の結果によると、同年に全国の耕地面積は1422万畝(94万8千ヘクタール)減少し、03年10月末の18億5100万畝(1億2340万ヘクタール) から、04年10月末には18億3700万畝(約1億2246万ヘクタール)に減少した。一人当たり耕地面積は1.43畝(約0.095ヘクタール)から1.41畝(0.094ヘクタール)に減少した。
04年の耕地の変化の状況をみると、生態保護のために開墾地を緑化する「生態退耕」が依然として耕地減少の主因だ。同年の「生態退耕」面積は1099万3 千畝(約73万2千ヘクタール)、耕地の建設用地への転用は217万6千畝(約14万5千ヘクタール)、災害による耕地の破壊は94万9千畝(約6万3千ヘクタール)、農業の構造調整による耕地減少は307万畝(約20万4千ヘクタール)で、これら4項目の耕地面積減少分を合わせると1718万8千畝(約114万5千ヘクタール)になる。
全国の耕地面積は1996年10月末の19億5100万畝(約1億3千万ヘクタール)から、04年10月末には18億3700万畝に減少し、減少面積は1億1400万畝(760万ヘクタール)に上る。同時期の「生態退耕」の面積は9708万畝(647万2千ヘクタール)で、減少分の85%を占めた。
「人民網日本語版」2005年3月30日