甘粛省敦煌市のオアシス・月牙泉は、周辺の湖沼などの水位が全体として低下傾向にある中、4年近くにわたる河川水の補充により、水位が小幅に上昇し始めている。今春の水位は昨年より6センチほど上昇した。
月牙泉の水位は過去30年間で大幅に低下し、湖水面積が縮小し続けていた。敦煌市は01年から、応急措置として河川水を月牙泉に注ぎ、枯渇防止への根本的な対策を進めている。
写真(左上):水面が凍結した冬の月牙泉=03年12月9日撮影
写真(左下):春の月牙泉=18日撮影
写真(右):鳴沙山の懐に抱かれた月牙泉=18日撮影
「人民網日本語版」2005年3月31日