中国の去年の就業人数が一昨年より昨年より760万人あまり増え7億5000万になった。
これは労働社会保障部労働科学研究所の莫栄副所長が31日、北京での記者会見で述べたもので、それによると、「去年、中国では、マクロ規制政策の実施により、経済の安定的、かつ比較的早い成長が保障され、雇用創出の土台が築かれた。更に、一時帰休者の就業政策がより一層健全化し、農村からの出稼ぎ労働者の就業環境も一層改善された。これらの措置により、中国の就業チャンスは一層強化された」と述べた。
莫栄副所長は更に、「いま、中国の就業市場の構造的矛盾が日増しに目立つようになり、技術労働者の不足が全国的な問題として注目され、中でも、高い技能の持つ熟練工の不足問題が特に深刻だ」と語った。
「CRI」より2005/04/01