1989年以来、中国政府と社会各界は多くの資金を投入し、水土の保持作業を展開し。その総合的な処理面積は、37万1000平方キロに達した。
中国政府は、このために100億元あまりの専用資金を調達したほか、36億元もの外資を利用し、また地方政府と社会各界も250億元あまりを投入して、この水土保持の総合的処理に充ててきた。こうして水土流失が厳しい地区の農業の生産条件と生態環境は次第に改善され、民衆の生活レベルも高まっている。
中国水利部は、向う数年、全国の水土保持活動の重点を中国最大の川長江の中流にある三峡水利プロジェクト近くの地域に置き、これら地区で農地と経済林を多く作ることによって、三峡ダム地区の2万平方キロに渡る水土流失を処理することにしている。
「CRI」より2005/04/05