朱鎔基総理、中国経済の発展における華商の役割を評価
国務院の朱鎔基総理は9月19日午前、第6回世界華商大会の「中国経済フォーラム」に出席し、演説を行った。朱総理の演説で次のように述べた。
新世紀の到来に伴い、中国の改革開放と社会主義現代化建設は新たな発展段階に入った。経済のグローバル化と科学技術革命が急速に進む中で、世界の発展の潮流に合わせ、中国は経済構造調整や西部大開発、科学・教育による国家振興、持続的発展などの各戦略に力を入れ、経済の革新能力や競争力、リスク回避能力を高め、中国経済の規模と水準を持続的に高めていかなくてはならない。
海外に住む華僑・華人は長期にわたり、中国の経済建設にさまざまな形で支持・参与してきた。対中投資を行っている外資企業では、大部分のプロジェクトや資金面で華商が大きな役割を果たしている。中国経済が獲得してきた輝かしい成果は、海外の華僑・華人の貢献を抜きに語ることはできない。すでに対中投資を行っている華商だけでなく、これから対中投資を行おうとしている華商も、この可能性に溢れた中国で発展の可能性を探っていくことができる。われわれは多くの華商がさまざまな方法で、中国の現代化建設に参与することを歓迎する。
2001/09/20
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