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内蒙古で砂嵐発生、北京にも影響の恐れ

中国環境モニタリングステーションは、内蒙古地区で14日、黄砂現象による激しい砂嵐「沙塵暴」が発生したと発表した。

沙塵暴は9時間にわたって続いており、巻き上げられた「砂の雲」は最大1400メートル、最小で850メートルの厚さに達している。空気中の粒子状浮遊物の濃度は平均で0.559ミリグラム/立方メートルに上り、深刻な大気汚染を引き起こしている。呼吸器系が敏感な人の場合、濃度0.15ミリグラム/立方メートルを超えると、気道などに影響が出るとされる。砂嵐の勢いが強く、「砂の雲」の移動速度も速いため、同ステーションは北京にも影響が及ぶ可能性があるとして、今日と明日はできるだけ外出を避けるよう呼びかけている。

「人民網日本語版」2005年4月15日

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