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ハンス・シップ氏――血で沂蒙の土地を赤く染める

ハンス・シップ氏は、1897年にかつてのオーストリア・ハンガリー帝国(今日のポーランド領)のクラクフに生まれ、そのあとドイツに定住した。故人は早くから5000年の文明の歴史をもつ中国にあこがれ、中国の情勢に非常に関心を持っていた。1925年、彼は初めて中国の上海を訪れた。彼は記者として、積極的な考え方の持ち主で、眼光も鋭く、いつも貧しい下層の民衆の中に入って行って中国の実情を知ることに努めた。

蘆溝橋事件(1937年7月7日)の勃発は、中国の抗日戦争の全面的な開始を示すものであった。故人は中国人民が勇敢に日本帝国主義の侵略に抵抗して反撃を加えていることを目にして、この上なく感動した。

中国共産党の抗日の闘いを報道するため、故人は全国の抗日戦争の指揮センターであった延安に行って実地調査することを決心した。

1941年11月、国際友人として日本帝国主義の侵略に抵抗するため、毅然として銃を手にとって敵と最後まで戦い、その熱血は山東省沂蒙山の土地を赤く染めた。この国際友人とは作家兼記者のハンス・シップ氏のことである。

1942年、山東省の軍隊と人民は故人を記念するため、円錐形の白い記念碑を作り、石碑には羅栄桓氏の書いた「国際主義のためにヨーロッパとアジアに駆けめぐり、日本侵略軍に抵抗するためにその血で沂蒙の土地を赤く染めた」という題辞が刻されている。

「チャイナネット」資料

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