先般、北京首都国際空港は「2005年のゴールデン・ウィーク(連休)におけるサービスの企画」を発表し、「空港では物価が高すぎるという問題について、2005年のゴールデン・ウィークから、空港における一部の飲食、商品及び小売品物の価格は町中と同じようにし、普通の価格で旅客に商品を提供する」ことを承諾した。
関係筋によると、物価を抑えるため、北京首都国際空港は2004年からケンタッキー・フライドチキン、スターバックス・コーヒー、ラ・ジャズ(Le Jazz)、UBCコーヒー、シャムロック(The Lucky shamrock)など著名なレストラン(喫茶店)の出店の招致を行い、これらのレストランは町中と同じぐらいの上質のサービスを提供するほか、価格も町中のものと同じようにすることとなった。飲食のほか、スーツ・ケース、五輪グッズ、クール・デル・ライオン(ドイツのアクセサリーブランド、Coeur Der Lion)など小売商品の価格も町中とほぼ同じようになるよう努める。
北京首都国際空港筋によると、今年のゴールデン・ウィークから、空港側はさまざまな消費者のニーズを満たすため、エア・ターミナルにおけるレストラン、小売商品の価格の調整を行っている。さらに、より多くの著名なレストランを招致し、2006年年末には、空港におけるすべての飲食と小売商品の価格は町中と同じようになると見ている。空港側はエア・ターミナルにミネラル・ウォーター、缶入りの飲み物、インスタントラーメン、ビスケットなど大衆向け商品の売り場も増設し、その価格は市場における小売価格と同じようにし、さらにすべての大衆向け商品を二種以上を並べ、旅客の選択の余地を広げることとなっている。
「チャイナネット」 2005/04/27