天津市政府と日本の日中平和祈念堂建設事業団は昨日(24日)、天津に「中日平和公園」と日本で亡くなった中国人労働者のための祈念堂を共同で建設する協定書に調印した。
中日双方は平和公園と祈念堂を建設して、日本で亡くなった中国人労働者の遺骨を永遠に埋葬すると共に、中日友好の発展を促進し、中日の青少年に平和のための教育を実施していくことにしている。
1942年から1945年の間に日本が強制連行した中国人労働者は4万8000人余りにのぼり、その内4万人近くが日本でなくなっている。
戦後、日本各地方では市民が中国人労働者の遺骨を自発的に探し求めていて、これまでに2000人あまりの遺骨が中国に帰還しているが、中国政府はこれらを天津に集めて共同で埋葬することにしたものだ。
「CRI」2001年9月25日