曾培炎副総理は29日北京で、「中国は水資源の管理を強化し、節水制度を確立し、社会全体を挙げての節水を促し、水の使用効率を高め、水の環境を確実に保護していく」と強調した。
これは曾培炎副総理が関連会議の席上述べたもので、曾培炎副総理はその際、「中国は水資源が不足している国で、水資源の一人当たりの量は低く、その分布もアンバランスな状態にある。人口の増加に伴い、経済と社会の発展、及び都市化の速度は加速され、中国の水資源情勢は日増しに深刻化し、一部地区はひどい水不足に見舞われ、水の汚染もひどくなっている。また、中国の水使用でのコストは低く、使用効率も低い。更に供水に対する管理体制が不合理などの問題も浮き彫りになり、持続可能な発展を制約する際立った問題となっている」と述べた。
「CRI」より2005/04/30