親民党の宋楚瑜主席率いる訪問団は5日、大陸部訪問を開始した。大陸部各地の台湾の同胞はこれに対して大きな注目と期待を寄せており、「両岸(大陸部と台湾)の政党が実務的な対話を通して、両岸の一般市民にとって本当に役立つ共通認識を達成し、両岸関係の改善を推進することを望む」との希望を示している。
大陸部各地の台湾ビジネスマンは、次のようなコメントを寄せた。
▽上海・曹晨平氏
両岸にとってプラスのコンタクトが、両岸の経済貿易上の往来や民間交流のために一層ゆとりある環境を作り出すことは間違いない。これはまさに、大陸部で投資し生活する台湾の同胞が期待することだ。
▽広東省・張漢文氏
連戦主席の大陸部訪問の成果を基盤として、宋楚瑜主席が両岸間の往来の流れをさらにスムーズにさせ、両岸関係の発展にプラスの効果が一層もたらされることを望む。
▽北京台湾資本企業協会・陳国原秘書長
両岸の「三通」(直接の通信・通航・通商)、台湾の農産物の大陸部での販売、両岸共通の市場の構築など両岸の経済貿易の往来に関する課題についての、親民党と中国共産党の疎通の成果に対し、みなは特に注目している。
▽福州・潘杞官氏
連戦主席が来たことは良いスタートだ。現在、宋楚瑜主席もやって来た。宋主席の大陸部訪問が両岸の相互の動きと交流を一層推進し、具体的かつ実行可能な共通認識を形成させ、両岸の人民が互いにその利益を受けることができることを望む。
「人民網日本語版」2005年5月6日