「日中の平和友好関係は1万年にわたる」「私たちは永遠に友達」――。日本・愛知万博のパビリオン・中国館には開館以来、来館者のこうした心からのメッセージが毎日のように寄せられている。
「愛・地球博」は愛知県で3月25日に開幕した。中国館は外国館の中でも最大規模で、日本国内や海外から毎日多くの観光客が詰め掛けている。開幕37日目には、外国館の中で初めて来館者100万人を達成した。100万人目の来館者に認定された近藤英男さんは、中日の友好を祈って「日中の友好関係は非常に重要。21世紀に両国関係がよりよく発展するように」とメッセージノートに書き残した。
万博開幕以来、ぶ厚い中国館のメッセージノートは、中日民間友好の本音の「証人」となっている。万博協会の井奥博之事務次長が話すとおり、「中国と日本は友好的な隣国同士であり、日中友好関係の発展は非常に重要だ。中国館は交流の非常によい舞台であり、この100万人の来館者からの伝達により、日本や海外のより多くのみなさんが中国を理解することができる。これは日中友好関係の促進にとって非常に有益だ」といえるだろう。
万博の中国政府代表、高燕氏は、「中国館は、中国の平和発展の新たなイメージを発信している。これは中日間の民間の友好の促進や、中国文化の宣伝にとって重要な意義がある」と話す。
「人民網日本語版」2005年5月9日