上海市質量協会の顧客評価センターはこのほど、上海に対する外国人の満足度を調査、評価し、結果を明らかにした。「解放日報」が伝えた。
調査は今年で3年目で、仕事、留学、出張などで上海に滞在する外国人を対象に無作為抽出方式によるアンケート調査を行った。昨年度は、19カ国500人あまりが調査に参加し、うち先進国の出身者は47.5%を占めた。調査結果によると、上海の生活環境に対する評価は、満足度が75.23ポイントという比較的高い水準に達した(最高は100ポイント)。2002年度は67.86ポイント、2003年度は71.63ポイント。
上海での仕事・生活・観光への満足度は、先進国出身者が79.1ポイント、中進国は80.5ポイント、発展途上国は94.7ポイントだった。
上海市民全体の資質について、「比較的高い」と答えた人は全体の74%だった。特に接客マナーに対する満足度は、81.85ポイント(2002年度比13.11ポイント増)だった。
市民の資質向上については、「ます環境保護の意識を確立することから始めるべき」との答えが最高の37.6%を占めた。
「人民網日本語版」2005年5月11日