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国連第二次大戦終結60周年総会で日独代表が発言

第59回国連総会は9日、ニューヨークの国連本部で第二次世界大戦終結60周年記念特別総会を開いた。

国連のフレシェット副事務総長は挨拶の中で「第二次世界大戦の終結60周年を迎えるにあたり、人類は平和と人類の尊厳を守るために犠牲となった英雄を記念するだけでなく、さらに深い反省を行い、人類の悲劇が再び繰り返されることを防がなくてはならない」と述べた。

ドイツのブロイガー国連大使は「第二次世界大戦を思い、ドイツが隣国と自国に大きな苦しみをもたらしたことを反省するのは一貫してドイツの責任である。第二次世界大戦終結から、贖罪はすでにドイツ国家特有の独特な構成要素となった。ドイツ人がドイツの名の下で他国の人々にもたらした苦痛について、ドイツは全ての道義的責任を引き受け、彼らの寛大な許しを請う」と語った。

日本の大島賢三国連大使は、小泉純一郎首相による先のアジア・アフリカ首脳会議での発言を引用して、日本が同大戦で犯した誤りを認めた。大島大使は「日本は誤りを犯した事実を正しく見つめ、第二次世界大戦から慙愧と後悔の念、おわびの気持ちが常にわれわれの心の中にある。われわれが軍国主義の道を再び歩むことはもはやありえないと認める」と語った。

「人民網日本語版」2005年5月11日

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