国家海洋局は15日、建国(1949年)以来最大規模となる海洋総合調査・評価事業が全面的にスタートしたことを発表した。同局の陳連増副局長によると、今回の総合調査は中国が独自に実施するもので、調査範囲・面積・領域の広さの面でも、国の資金・人材等の投入でも、空前の規模となる。
調査の内容には▽中国近海の海洋総合調査▽海洋総合評価▽デジタル海洋情報のプラットフォーム構築――の3つがある。調査範囲は中国の内陸水系、領海、領海に隣接する一部海域の合わせて67万6千平方キロメートル。調査の事前準備作業は2004年に開始しており、全プロジェクトの終了は2009年になる予定。
「人民網日本語版」2005年5月15日