● 朝鮮半島非核化の目標を実現するため、中国はこれをめぐる「6カ国協議」の進展にたゆまぬ努力をしている。
● 中国は、対話を通じた外交手段によってイラン核問題を解決することを主張するとともに、イランの核問題を国際原子力機関の枠組みの中での適切な解決を推進し、建設的な役割を果たしている。
● 2003年4月、中国と国際原子力エネルギー機関は実物保護地区関連トレーニングを成功裏に実施した。
● 2004年10月、中国と国際原子力機関は、北京において、核施設安全をテーマにした国際大会を開催した。
● 2004年11月、中国はオーストラリアのシドニーで開催された「保障措置と核セキュリティーに関するアジア太平洋会議(原子力事故または放射線緊急事態の場合における援助に関する条約(原子力安全条約)を討議)」に代表団を派遣し、核の保障監督分野への挑戦に対応する国際的努力の推進に対し、適時、有益な貢献をしている。
● 2004年12月、中国と欧州連合(EU)『核拡散防止及び軍備規制問題に関する共同声明』を発表し、双方合作の優先分野を確定した。それには、国際核不拡散メカニズム強化に関する協議及び協調の提唱、国際原子力機関による全面的保障監督協定及び付加議定書への全面的参与の推進、『核実験全面禁止条約』の早期発効促進、“核兵器用分裂物質の生産禁止条約”交渉、核材料実物保護の強化などの早期起動の推進などが包括されている。今年1月、双方は北京において、中欧輸出規制専門家研究討論会を行った。
● 2004年、中国は積極的に「アジア太平洋経済協力会議(APEC)」、「東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム」などのメカニズム内における核拡散防止問題の討論に参加した。
● 中国は国連安全保障理事会第1540号決議を支持し、建設的に協議に参加している。中国政府は決議規定に基づき、期限を遵守して、安全保障理事会1540委員会に詳細を尽くした内容の国家報告を提出した。
● 中国は10数カ国と経常的な核拡散防止及び輸出規制協議及び協力を維持しており、関係国家と核輸出規制専門家の交流を展開している。
「チャイナネット」2005/06/14
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