● 1984年1月、中国は“国際原子力機関”に加盟し、規定されている核兵器拡散防止を目的とする保障監督面における義務の履行を誓約し、積極的にその平和的核エネルギー利用の促進と保障監督活動の強化に参加するとともに、1985年には自主的に本国の民用核施設を機構の保障監督下に入れた。
● 1991年9月、中国政府は、連続した活動の基礎に基づいて、中国は国際原子力機関に非核兵器国家への輸出或いは非核兵器国家から1有効kg以上の核兵器用材料を輸入した状況を報告した。
● 1992年3月、中国は『核兵器不拡散条約』に加入した。
● 1993年2月、中国は国際原子力機関に対して、自主的にすべての核材料の輸出入、核設備及び関連非核材料の輸出状況を正式に報告することを誓約した。
● 1996年5月、中国は、国際原子力機関の保障監督を受けていないその他の国家の核施設に対して、核輸出の禁止、人員と技術の交流や協力を含む援助を提供しないことを誓約した。
● 中国は積極的に『全面的核実験禁止条約』の交渉に参与し、1996年の初署名国群の中の一国となった。
● 1997年10月、中国は“ザンガー委員会(ZAC)”に加入した。
● 1998年12月、中国は国際原子力機関保障監督強化に関する付加議定書に署名し、2002年3月、正式に該付加議定書を発効させる国内法律手続きを完了し、付加議定書が最も早期に発効した核兵器保有国となった。
● 2004年6月、中国は正式に“核供給国グループ(NSG)”に加入した。
● 中国は国際社会のテロリズム防止の努力を支持し、積極的に『反テロリズム国際条約』の制定に参加し、第59回国連総会が該条約を全員一致で通過することに貢献した。
● 中国は『原子力事故早期通報条約』、『原子力事故または放射線緊急事態の場合における援助に関する条約』(通称、『原子力事故援助条約』)、『原子力安全条約』に加入し、積極的に『使用済み燃料管理及び放射性廃棄物管理の安全に関する条約』の起草及び協議に参加し、条約加入関連業務を起動させている。
● 中国は既に『核材料実物保護条約』に加入し、積極的に条約修正交渉に参加し、条約修正のために重要な貢献をした。中国は関係各機関とともに努力し、条約修正外交会議の成功を促進する。
●中国は積極的に国際原子力機関の技術合作活動を支持し、参加している。国際原子力機関の保障監督下で、核エネルギー平和利用国際合作を行なうために、現在、すでに17カ国と政府間の核エネルギー平和利用の協力協定を締結している。
「チャイナネット」2005/06/14
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