● 中国は核兵器を保有した時から、非核国家及び非核地帯に対して、無条件で核兵器を使用しないことを宣言している。中国は核兵器保有5カ国の中で、唯一のこの誓約を行なった国家なのである。
● 中国は一貫して、非核兵器国に対する安全保障の提供を重視し、断固としてこれを支持してきた。2000年、中国はその他の核兵器保有国と共同声明をだし、その中で改めて非核安全保障の誓約をした。2000年以降、中国は国連総会第一委員会及び軍縮会議において、一貫してその他の核兵器保有国に対し無条件で、全ての非核兵器国家に安全保障を提供するとともに、この問題について速やかに国際法律文書の交渉を行なって合意を締結するように呼びかけている。中国は積極的に軍縮会議が新たに“消極的安全保障”特別委員会を設立し、直ちに実質的な業務及び交渉を展開することを支持している。中国は『核兵器不拡散条約』2005年運用検討会議第三回準備会議において、非核安保問題についての業務文献を提出し、上述の立場を重ねて言明した。中国は長期にわたって、国連総会第一委員会の“非核兵器国家の安全保障を確保するための国際的有効手配の締結”の決議に賛成票を投じている。
● 中国は一貫して非核兵器国家間の自主的協議、自主的合意を基礎にした非核兵器地帯設立のための努力を尊重し、支持してきた。中国は既に無条件で非核兵器国家及び非核兵器地帯に対する核兵器の使用禁止或いは威力的使用禁止の一方的誓約をしており、同時に積極的に国際法律文書の締結を推進している。中国は『核兵器不拡散条約』2005年運用検討会議第三回準備会議において、非核兵器地帯問題に関する業務文献を提出し、上述の立場を重ねて言明している。
● 中国は、中東における非核兵器及びその他の非大規模殺傷兵器地区の設立努力を支持するとともに、『核兵器不拡散条約』2005年運用検討会議第三回準備会議において、中東核問題に関する文献を提出した。
「チャイナネット」2005/06/14
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