中国国務院が15日、常務会議を開きエイズの予防と治療を強化する決定を下した。
この会議は、エイズを公共衛生の重点として国家発展計画に組み入れ、その予防と治療の費用を財政予算に組み入れ、一般大衆へのエイズの予防と治療の知識の普及、感染状況のモニタリングネットワークの構築、治療薬とワクチンの研究開発の強化などの内容が盛り込まれている。
なお、現在中国におけるエイズウィルスの感染者は約84万人で、その内エイズ患者は約8万人に達しているという。
「CRI」より2005年6月15日