2005年6月20日から24日にかけて、社団法人日本青年会議所は中華全国青年連合会と交流をくりひろげ、中国訪問青年代表団を派遣することとなっている。6月20日午後、日本青年会議所は北京の王府ホテルで記者会見を催した。
席上、日本青年会議所国際グループ担当常任理事は日本青年会議所の歴史と現状、日本青年会議所と中華全国青年連合会共催のさまざまな友好交流のイベントについて紹介した。20周年訪中ミッションの木下大助執行理事長は訪中の青年代表団一行を紹介し、日本青年会議所の高竹和明会頭と「日本青年会議所・日中友好の会」の岡田伸佑会長があいさつを行った。
関係筋によると、2005年は中日青年友好交流20周年にあたり、日本青年会議所は400余人の大規模な訪中青年代表団を派遣することとなった。今後三日間に、訪中代表団は北京で中華全国青年連合会と交流を行い、中国政府の指導者と会見し、20周年記念および人材交流のイベントを催すことになっている。
今回の中国訪問は20年来の日中交流を旨とし、中国に技術と情報を提供し、さらに今後の両国関係の発展のために行われるイベントであるため、日本青年会議所の海外における重要なイベントと見なされている。「目覚しい経済発展を遂げ、国際社会でより大きな発言権を獲得しつつある中国及びその他の隣国との間では、日本はまだ外交面の食い違いを抱えている。しかし、両国の将来を担う青年たちは本当の友達であり、将来に向けてどのような両国関係を構築するのか。また、この目的を達成するためにどんな共通認識に達するのか。これらの問題に答えるために、今回の中国訪問を行われた。
日本青年会議所と中華全国青年連合会の交流の20周年記念イベント以外に、今回の中国訪問のいま一つの目的は、すでに友好都市の間で絆を結んでいる中日両国の都市間の交流ということである。中日両国の地方都市が互いに研修生を派遣し合うことは、日本各地の青年会議所のメンバーたちが中国各地の企業に研修に赴くという政府レベルの交流だけでなく、今後、両国の地方都市の青年たちの交流も展開されることとなっている。2005年はこの計画が実施される最初の年である。
「チャイナネット」 2005/06/21