第2次世界大戦中に日本へ強制連行された中国人労働者、劉連仁さんの遺族が日本政府を相手取って起こした訴訟で、東京高等裁判所は23日午後、二審判決を下した。判決は、劉さんが強制連行され、日本で強制労働させられた歴史事実は認めながらも、日本政府に賠償を命じた一審判決を取り消した。原告と日本の弁護士団は判決後、判決を不服とし、直ちに最高裁へ上告する考えを表明した。
「人民網日本語版」2005年6月24日