明清時代の皇宮の1つとして文化遺産に登録された遼寧省瀋陽にある故宮は、北京の故宮を除き、完全な形で保存されてきた唯一の古代帝王宮殿の建築群。その鮮明な満族の特色で有名だ。建立は1625年。すでに380年の歳月を経ているが、今もなお114棟の古建築が保存されている。瀋陽・故宮は民族精神が凝結され、中国の多民族文化がぶつかり融け合った副産物と言っていい。
380年という悠々たる歴史のなかで、古い宮殿は先人たちの土地を開拓し、偉業を達成するという遠大な志を伝え継ぎ、北方民族の絶えず進んで事をなし、進歩を求めた足跡を記録してきた。後世の人びとは、民族文化の発掘と保護・整理の過程でこれを伝承し、今日でも、土木建築の巧みさが見て取ることのできる、手放すことのできない、連綿と息づく民族文化の至宝だ。380年を経た今でも、瀋陽・故宮に足を踏み入れると、民族文化が脈々と息づいているのが肌で感じられる。
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崇政殿前で演じられた満族の舞踊(2005年7月1日撮) |
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| 祭日の式典では、職員が満族の衣装をまとって来賓を迎える(2005年4月撮) |
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崇政殿前で、皇帝が後妃を冊封(さくほう・皇帝の命令で封爵を授ける)する場面が再現された(2005年7月1日撮) |
「チャイナネット」2005年7月6日