暑くなってくると自然、喉が渇き、水を飲むことが多くなる。では、どんな水を、どんなふうに飲んだらいいのか。気をつける点や、効果的な飲み方は? 専門家が助言してくれた。
◇一気に飲み干すこと
これが最も効果的な飲み方。正しい飲み方をすれば、水は体にしっかりと吸収される。コップ1杯(約200~250ミリリットル)の水を必ず、一気に飲み干しましょう。1口、2口と、だらだらと飲んでいては、体にまったく効果なし。
◇良質の水を飲むこと
蒸留水はできるだけ避けて、良質のミネラルウォーターを選びましょう。一般に蒸留水は酸性が強く、体に悪い影響を与えやすい。とくに腎臓の弱い人は禁物。アルカリ性の水を飲むのも体に良い。
◇ぬるま湯を飲むこと
暑いとどうしても、冷たい水を飲んでしまうが、胃にはあまり良くない。お薦めは、ぬるま湯だ。体に吸収されやすい。
◇空腹時に飲むこと
もちろん、飲みたい時に飲んでも良い。ただ、喉が渇いた時に飲む水は、渇きをいやすためで、体への効果は無。空腹時に飲むのが効果的だ。水は直接、消化器官を流れて体に吸収されていく。満腹後では、健康への働きは空腹時ほど期待できない。
「チャイナネット」2005年7月8日