韓国外交通商部の広報官は12日、日本の中山成彬文科相による、従軍慰安婦問題についての発言について「深刻な憂慮と遺憾の意」を表明した。
広報官は「中山文科相の演説での態度は、まさに『従軍慰安婦という言葉は、当時はまったく存在しなかった』という以前の(彼自身の)言葉を正当化しようと意図したものだ」と説明。また広報官は「韓国政府は、日本の教育行政のトップである中山文科相の言行が、韓日関係に大きな障害をもたらしていることに憂慮する。似たような事態を繰り返さないよう日本に促す」と述べた。
「人民網日本語版」2005年7月13日