中国・日本　両国人民の友好の絵巻物

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陳焜旺氏

1923年、台湾に生まれる。1941年、日本に留学、1950年、日本中央大学法学部を卒業。1946年、留学生統一組織東京同級会を成立し、代表委員を担当、1951年、東京華僑総会副会長を担任。1978年、華僑大学、曁南大学理事を担任、1982年、東京華僑総会会長を担任。1999年、留日華僑総会を設立し、会長を担任。 2002年、華僑大学の名誉博士の称号を獲得。

1949年新中国成立慶祝大会が留日華僑総会の主催で開催され、日本の友人も参加された。その後、引き続き日中友好協会設立準備会が開催されて、翌1950年正式に日中友好協会が成立した。それ以来、華僑と日中友好諸団体は連帯し、日中友好事業の発展と日中国交正常化実現のために、長期間にわたり、数々の活動を展開した。この間、活動の先頭に立たれた諸先輩の中で亡くなられた方もいたが、残される方々はその志を継いで、絶えず断固として反中国分子との戦いを堅持してきた。中日両国の国交正常化後、これらの方々も高齢となったが日中両国人民は世世代々友好でなければならないとの崇高な願望のもと、「老日中クラブ」を成立させて、毎年集会を開き、機会ある毎に、中国へ友好訪問を行い、そして毎回中国の国家指導者の接見を受けた。60年の歩みを振り返ってみると、日中両国人民はいつも平和を愛し、友好を熱望していることを私は実感する。また、その歴史も、両国人民に有利な道はこれしかないということを裏付けていると思う。