中国・日本　両国人民の友好の絵巻物

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大越幸夫氏

TBS顧問元北京特派員。

1928年東京に生まれ。51年早稲田大学卒業。同年TBS東京放送局入社。64年同北京特派員。75年同編成局長。77年同報道局長。81年同取締役。83年同常務取締役。86年同映画社社長。91年同緑山スタジオ社長。93年同ビジョン社長。97年同顧問。中国を数回訪問、中日交流に活躍。

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メッセージ

1964年9月、私は日中記者交換の初代特派員として北京に赴任した。当時、佐藤内閣はアメリカに追随、中国を敵視し、日中関係は「冬の時代」の中にあった。1972年、田中内閣によって国交正常化が実現した。

しかし、ここ数年一部の人の言動は日中関係を悪化させ、いたずらに反中国感情をあおり、かつての侵略を美化しようとしている。このような動きは断じて許されてはならない。

「平和友好、平等互恵、相互信頼、長期安定」を基に、先人たちが苦労して築きあげた両国の友好関係を大切にし、輝かしい未来に向かって協力すべきと思います。