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谷野作太郎氏

1936年6月生まれ。1960年東京大学法学部卒業後、同年外務省(外交部)に入省 中国課長、総理大臣秘書官、アジア局長、内閣外政審議室長を経て、1995年から98年迄日本国駐インド大使、次いで98年から2001年迄駐中国大使、2001年4月退官。現在、日中友好会館副会長、早稲田大学客員教授、(株)東芝取締役。

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メッセージ

私は、これ迄の長年にわたる中国の方々とのおつき合いを通じ、この方々から多くのことを学びました。

そのうちの一つに、多くの中国の人たちが持っている未来に向けての限りない楽観主義ということがあります。中国人の人たちとお話をしていると、よく「問題不大」といって励まされたものです。誰もが、未来に向けて明るく積極的で弱音をはかない。

日中関係が正常化をなしとげてから30余年。その間、両国関係は折々の困難を経験しつつも、その都度、私たちの先輩方は、叡智と情熱をもってそのような困難を乗り越えて来ました。

近年、両国関係は新たな困難に直面していますが、私は日中関係の将来については、決して悲観していません。もっとも、確かな日中関係を招来するためには、ひき続き日中双方におけるたゆまない努力、そして何よりも両国の政治の高い地位に居られる方々のそれに向けての強い政治的意志とリーダーシップが必要です。

良好にして安定した日中関係は、両国の利益であり、アジア、世界の利益です。そのように考える時、かつての故周恩来総理が、日中関係のガイドラインとしてよくおっしゃった「求大同、存小異」という言葉が思い出されてならない昨今です。



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