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村山富市氏

1924年、大分市生まれ。明治大学専門部卒業。大分市議、大分県議を経て衆議院議員を8期。93年日本社会党委員長に就任。在任中、第81代総理大臣を務める。現在、日中友好協会名誉顧問、日朝国交促進国民協会会長。

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メッセージ

今日東アジア地域は、めざましい経済発展により重要な位置を占めるようになりました。特に日中間の相互交流が着実に発展してきたのは、まことに喜ばしいことです。私は戦後50年に当たり、内閣総理大臣談話を発表しました。日本の歩みを振り返り、アジア近隣諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えたことに対して、痛切な反省の意を表し、近隣諸国との間に相互理解と信頼を培っていくことを表明しました。現在、歴史問題に端を発して、視野の狭いナショナリズムに陥る人々が増えていくことを、心配しています。これは双方の利益にはなりません。戦後60年に開催される写真展が、日中の若い世代の相互理解を深める梃子となることを期待しています。



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