朝鮮半島核問題を巡る第四回6カ国協議に出席するため北京を訪れている韓国と日本の代表団は25日会談を行った。双方は、今回協議で各側の期待が達成できるように協力しあうことで合意した。
韓国代表団筋は、その際、韓国側が朝鮮の立場、つまり、今回協議で核問題を集中的に討議してほしいということをすでに日本側に伝えていると示した。また、韓国代表団筋によると、日本代表団が会談の中で、今回協議で「日本人人質拉致事件」を提出することについては触れていないとのことである。
これに先立って、日本側は今回協議で「人質拉致事件」を提出すると重ねて表明しているが、朝鮮側はこの議題を討議することを拒否するとの態度をはっきり取っている。
「CRI」より 2005年7月26日