湯一介氏
1927年に天津に生まれ、現在、北京大学教授、博士課程指導教官、『儒蔵』編集センター主任、教育部哲学・社会科学研究重要課題難問突破プロジェクト「『儒蔵』の編纂と研究」の首席専門家。中華孔子学会会長。
そのほかに、山東大学、南京大学、東南大学、蘭州大学、首都師範大学、揚州大学などの大学の兼職教授、国際儒学研究連合会、中国哲学史学会など学術団体の顧問。
私の知り合いの日本人友人の中には、すでに亡くなった方もおり、今も健在の方もいる。私は時々この人たちとのお付き合いを思い出しており、依然としてありありと目の前に浮かんでくるものがある。
私たちと日本の学者の方々との友情は少しずつ作り上げたものであり、私達はお互いに信頼し合い、理解し合い、中日の学界をつなぐかけ橋となり、中日両国人民の間の友情をさらに深めてきた。私は日本の学界との交流を深め、世々代々の中日友好のため、東アジアと世界の平和と発展のために微力ながら尽力したいと思っている。