第2次世界大戦中に相模湖ダムの建設で命を落とした中国、朝鮮、韓国、日本の労働者の追悼会が31日、日本・神奈川県の相模湖記念館で開かれた。神奈川県各界の関係者、在日本中国大使館関係者、日本在住の中国人・朝鮮人・韓国人など300人あまりが出席した。相模湖ダムは1940~1947年に建設された日本で初めての多用途人工湖。現在は飲用水供給ダム、発電所、観光スポットとして神奈川県にとって欠かせない存在になっている。当時、相模湖ダムの建設に動員された労働者は360万人。朝鮮、韓国、日本現地の労働者のほか、旧日本軍によって強制連行されてきた中国人軍人が約300人いた。
「人民網日本語版」2005年8月1日