戦時の性的暴力の被害者と加害者のデータを収集した初めての慰安婦資料館「女性の戦争と平和資料館」が1日東京の新宿でオープンした。
この資料館は、女性国際戦犯法廷の審議内容、9カ国の被害者と加害者の証言、専門家の証言と天皇、軍部と日本政府の責任、慰安所の位置地図、日本の教科書から消えた慰安婦についての記述などの資料が展示され、また関連の書籍も多く収集されている。
この資料館の責任者は、「右翼の妨害など少なからぬ問題があったものの、この資料館の開館は多くの市民の支持を受けてきた。歴史の真相を知ることは日本政府が侵略戦争を真に反省し、隣国と友好関係を結ぶ上での必要な前提条件である」と強調している。
「CRI」より2005/08/02