子供たちは60年前の抗日戦争の歴史をどのように見ているのだろうか――。広東美術館で3日、特別展「子供の目から見た抗日戦争」が開催された。中国で行われている戦勝60周年記念活動の中でも、子供の視点を取り上げた展示は唯一。展示品はすべて7~14歳の子供の作品だ。
子供たちは▽抗日戦争の資料収集▽ドキュメントフィルム鑑賞▽戦争についての質問▽英雄伝の執筆▽家族への手紙▽戦争の回顧――などの活動を通して、展示作品を完成させた。
展示会場の壁面は、張自忠将軍(1891-1940)が抗日戦争期に書いた「三字経」や、抗日戦争の英雄の肖像など、抗日戦争を表現する子供たちの芸術作品で一杯だ。このように子供たちにより近い、生き生きとした教育方法は、客観的な歴史観の育成をさらに助けるものだ。
「人民網日本語版」2005年8月4日