吉林省档案(資料)館は8日午前、旧日本軍により強制徴用、奴隷的酷使を受け、反抗を抑圧された中国人労働者の記録を公表した。身分証明書を提示すれば、誰でも閲覧することができるという。
程国茹館長によると、労働者の記録48部、関連資料2冊を見つけたのは同館職員。これら資料は、労働者の奴隷的酷使に関わった日本や「満州国」の企業63社、旧日本軍76部隊、憲兵部隊・分遣隊8部隊に関わっている。逃亡や武装暴動などの反抗活動により関東憲兵隊に氏名を記録された特殊労働者は221人、一般労働者は622人に上る。旧日本軍による各時期の労働者募集政策・規定の変化を、さまざまな側面から映し出している。
「人民網日本語版」2005年8月9日