湖南省岳陽市の西門城頭にある。唐代開元四年(716)の建立。宋代慶暦五年(1045)、滕子京が岳陽楼を再建し、範仲淹が『岳陽楼記』を詠んだ。「先天下之憂而憂、後天下之楽而楽」(天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ)の名句、格言により、岳陽楼はその名をさらに知られるようになった。
「チャイナネット」2005年8月