衛生部と農業部は21日、四川省で発生したブタ連鎖球菌の人への感染に関する報告を発表し、専門家による総合分析の結果として「感染はすでに効果的に抑え込まれた」と宣言した。
同省では8月4日正午までに204人の感染者が報告され、38人が死亡し、146人はすでに退院し、20人は今も入院治療中。8月7日から20日までの13日間、新たな感染者は出ていない。
病死した豚とその加工製品への処置がすでに規範化されたこと、消毒と検疫が強化されたこと、感染地区と周辺地域の豚への予防接種が全面的に実施されたことなどから、大規模な再発の可能性は高くないと判断された。しかし疫学的見地から、毎年6~9月の高温多湿期に一部地域でまばらに再発する可能性は残る。
「人民網日本語版」2005年8月23日