世界反ファシズム戦争勝利と中国抗日戦争勝利、台湾光復60周年を記念するため、中国社会科学院文学研究所は24日、国際学術シンポジウム「東アジア現代文学における戦争と歴史の記憶」を、北京で開催した。シンポジウムには中国の大陸部、台湾、香港のほか、日本や韓国から70人以上の研究者が参加した。
シンポジウムの主旨は、▽戦争の根源や災厄、戦争が残す傷や教訓を再考する▽歴史を鑑(かがみ)とする▽平和と発展▽台湾海峡両岸の人文学者の認識の橋渡しをする▽東アジアの相互理解と協力を促進する――など。研究者らは、中国大陸部の抗日戦争文学、台湾や香港の植民地・半植民地文学、日本・韓国の反戦文学について、踏み込んだ討論と交流を行った。
「人民網日本語版」2005年8月25日