西蔵(チベット)自治区の平和解放以前、現地には近代的な正規の学校は1つもなかった。学齢児童の入学率は5%に満たず、非識字率は95%に達した。解放後、政府は西蔵でさまざまな特別優遇政策を展開。農村や牧畜地域では寄宿制学校を整備し、小学校から高校までの蔵(チベット)族の一部学生を対象に、食事や衣料品、宿舎を無償提供した。2004年末現在、自治区内の正規学校数は1010校、学齢児童の入学率は94.7%に達した。青壮年の非識字率は22%にまで下がった。
「人民網日本語版」2005年8月26日