中国国民党は9日、台北市で「勝利・平和」をテーマに、抗日戦争の勝利と、台湾の祖国復帰60周年を記念する活動を催した。
台湾メディアの報道によると、国民党の馬英九主席は活動で「抗日戦争の勝利は、中華民族にとって重要なターニングポイントだ。1943年の『カイロ宣言』で、日本が奪った東北や台湾・澎湖などの中国の領土は、必ず中国に返還しなければならないということが決定した。この条件は、日本の降伏文書の中で明文化されている。『ポツダム宣言』は、日本が必ず『カイロ宣言』の条件を実行し、台湾・澎湖を返還するよう求めている」と指摘した。
「人民網日本語版」2005年9月10日