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21歳の若者、3Dゲーム開発で収益2千万元 成都

ゲーム好きが高じて大学を退学し、ゲーム制作会社を設立した若者が、事業で大きな成功を収めている。四川省成都市に住む彭海濤さん(21)は、2年間を費やして3Dオンラインゲーム「伝説Online」を開発した。真の意味での完全3Dゲームとしては、国内初のオリジナル作品だ。専門家は同ゲームについて、「現在最も人気の高い韓国製のゲームに勝るとも劣らない出来」と高い評価を寄せる。「伝説Online」の全国販売権は今年7月、ソフトウェア会社・北京晶合時代軟件技術有限公司が2千万元の価格で獲得した。

彭さんは子供の頃からゲーム好きだった。3、4年生の頃から、任天堂の白黒ゲーム機で遊びはじめた。8時間の睡眠時間を除いて、一日中ネットカフェに入り浸り、韓国のゲーム名人と対戦し続けることもあった。2002年、成都市で開かれた大会では、ゲーム「瘋狂坦克(フォートレス)」の対戦で優勝し、賞金8千元を獲得。しかし、数多くのゲームで遊んでいるうちに、ゲームの欠陥が目に付くようになり、「いっそ自分でゲームを作ってしまおう」と思い立ったという。

1年間在籍していた四川大学インターネット学院では、いくつかの小型ゲームを制作。業界の友人に好評だった。その後、彭さんは学校を退学し、父親が準備してくれた100万元余りを元手に、ゲーム開発に乗り出した。

「伝説Online」は中国の業界を代表する作品と言えるほどレベルの高いものだが、彭さんはまだ満足していない。今後3年をかけて、自分の設立したゲーム会社を、国内業界の5強入りさせるのが現在の目標だ。

「人民網日本語版」2005年9月12日

 
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